旦那もすぐにイチローの
様子が普段と違う事に気づき
顔がこわばります…
その旦那の顔の変化に気づいた
私と目が合って…
私は
大丈夫だよ…きっと大丈夫
そう心で思いながら旦那に思いを
送る事しか出来ませんでした
すぐにでも話したかったんですが
今…思えば
この時ジローもイチローの様子を
分かってて…
あえて自分がいつものように装い
その場の重い空気を盛り上げようと
してくれてたのが分かったので
先にご飯とケーキまで食べました
ジロー「パパが帰って来たお祝いやのに
パパ食べへんやろ?(笑)
俺が食べたろ~(笑)」
そう笑いも取ってくれて…
そして…
旦那「イチロー、ジロー
ママからパパの家の事聞いたと
思う…ごめんな…
パパの家…お前らに取ったら
友達とかにも話せない様な
家で…
お前達がもしパパの事も嫌いに
なったり軽蔑する様な事
あっても、しゃーないと思ってる
でも、パパはこれからも
お前らの為に頑張るから」
相変わらず…旦那は口下手で…
まじめに話せず、しどろもどろで‥
それでも
旦那の気持ち
…は、子供達に伝わった様です
ジロー
「俺はパパの事大好きやで
パパの家の事は関係無い
これからもパパと仲良しやで」
ちょっと涙ぐんでそう言うジロー
イチロー「俺…」
イチローが話し出します
「俺…子供の頃の記憶でママがパパの
おばあちゃんから叩かれたりしてるのが
あって…
俺、や~めて!や~めて!って何度も
パパの方のおばあちゃんに言ってた記憶が
あった」
…イチローが想いを話してくれます
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