旦那は子供達に質問します
旦那「え？今日誰かの誕生日？」
2人は
「まだ内緒～」
としか言いません
子供達の目を盗んで、私に
旦那「ねぇ、何？」
と聞いてきますが、私も答えません
夕ご飯を見ても、並んでるのは
自分(旦那)の大好物で、ご馳走です
ビールもいつもと違って”瓶ビール”で
大ジョッキで用意しました
重たい瓶ビールを嬉しそうに持って
くれたイチローに感謝です
ご飯をみんなで食べて、子供達が
お互いの目を見て『せーの』で
合図し
イチロー
「パパ、これからイチローと」
ジロー
「ジローと」
イチロージロー
「一緒に住んで下さい！！」
そう言ってクラッカーを鳴らしました
(危ないので鳴らしたのは私です)
旦那はまだ分かってません
旦那「え？どういう事どういう事？」
全然分かってない旦那に
イチロー
「もう！！パパ、まだ分からんの？
今、イチローとジローでパパに
プロポーズしたんやで」
そう言ってやっと旦那は理解しました
その瞬間、例の如く
滝の様にまた泣きだして、今度は
子供達が旦那を慰めてます
ジロー「はい、これ」
そう言って渡したのは、さっき食材を
買って来たスーパーの2階が
洋服売り場で、そこで旦那の
パジャマをジローが選んで
買ったものでした
子供達のプロポーズ大作戦は以上です
その日、子供が寝静まってから
旦那にもう一度ここ最近の
私の実家でのやりとりや、姉との事を
説明しました
旦那に籍戻さん？って言われてから
数か月は経ってます
しかも、私達はこの日を境に少しづつ
旦那の住んでるアパートから荷物を
運び出しますが
籍を入れたのはここから
1年以上経ってからの事でした
…続きます
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