一度実家があった場所まで戻り…車を停めて
私「じぃじ、私ここで待ってるから~」
父「何をいうてるんや、嫁子も行こう?
一緒に挨拶しようや…
ちょっと疲れたからコーヒーでも
飲もうや」
そう言われ父と一緒にお待たせしてると
思い
急いで喫茶店に向かうと
すでにお2人で待って下さってて…
父の姿が見えるとお2人とも
立ち上がってくれて
取引先の方
「〇〇さん(父)引退されると聞きました
ほんっとうに今までお疲れ様でした
本当にお世話になりました
〇〇さんには何度助けて貰ったか~
実は本当は今現在も是非〇〇さんに
お願いしたい現場があったんですよ~」
父「えっ?ホンマですか~笑
いやぁ是非~」
ここで私
父の脇腹に肘を一発…
私「ありがとうございます!!
でも…父もこの通りもうだいぶ高齢
ですから…」
そう言って(笑)
そうでも言わない限り…
父…4ぬまでずっと現場にいます
職人ならそれが一番本望なのかも
しれませんが
実は父…若い頃のアスベストが原因で
”肺気腫”
をわずらっていて…
娘としてはもうさすがに
ゆ~っくりして欲しいのです
それは…母にも言われてて
母も残りの余生…
父と一緒にゆっくりと暮らしたいそうで…
父「(笑)いやぁ、ははワシももう
引退って決めたんで…
でも良かったらその仕事…
ワシの元で働いてた職人達に
頼んで貰えませんか?
ワシが今まで1から仕事を叩き込んできた
奴らです!!
もうあいつらどこに出しても立派に
仕事出来ます!!
また防水の仕事があったら是非
この嫁子の旦那に仕事やったって
(仕事を依頼)下さい」
旦那くんいたらまた泣いてるよ~(笑)