その日…義兄のスマホに☎する時…
左手でスマホを持ち、右手で電話帳で
連絡先から義兄を探し…
あとは…通話ボタンを押すだけです
でも…それが押せない…
押すにも指がビックリする程震えてて
タップが中々出来ません
何度も何度も深呼吸して
吸って吐いて…吸って吐いて…
無意味にそれを繰り返して…
でもいよいよ、それでも…
タップして
スマホを耳に当てると…
発信音が流れてて…どれくらい
待ったのか、また、待たずにすぐに
繋がったのかは覚えていません
義兄「はい」
義兄は怒ってるのか、怒ってない…
のかさえ分からない様な
何と言うか…
”淡々とした”
声・トーンでした
私「あの‥すみません
お仕事忙しいと思いますので
もう単刀直入に言いますね
義妹からまたお金の事で☎
掛かって来てて…
申し訳無いけど、もう我慢
ならないので今から警察
行きますね
その際に、義妹が義兄さんの
名前を出した時の音声と
先日の義兄さんの音声を
持って行きます
で、義兄さんの事聞かれたら
申し訳無いけど私が知ってる
だけの情報は伝えさせて
貰いますんで」
…これ、後々音声聞いて自分でも
ビックリしてるんですが
多分一呼吸で言ってるんじゃ
無いか…って位一気に喋ってて…
それに対し義兄はやはり
いつもの様に‥
義兄らしく…と言うか
また怒鳴って来ました
義兄「はぁ??俺は義妹と
母さんに☎やめろって
ちゃんと言うたわ!!
言うたのにあいつらが
勝手に☎しとるんやろ(怒)
知らんわ!!」
…続きます