姉の旦那
「でも〇〇がイチロー達の事を
大事な甥っ子って思ってる事は
確かなんやで
今回の事も頑なに反対してるのは
ウチの子達の事もそうやけど
イチロー達の事も思って‥やから
大事なイチローが
そう思ってるのなら〇〇だって
イチローの気持ち、知るべきやろ」
そう言われました…
…そう言われて、私は次の土曜に
子供達を連れて姉の家に行こうと
決めました
そこで私と子供達の気持ちを
姉に伝えて
それでもダメだというのなら
また別の方法を考えよう…と
私「うん、分かった
次の土曜日にじゃあ家に
行かせて貰う、ごめんね」
そう言って、姉の旦那からの☎を
切りました
…そして、土曜日です
姉の家は電車で行きます
子供達は”お出かけ”だと思っていて
ルンルンです
姉の家に着いてインターフォンを
鳴らすと
姉の旦那さんが出てくれて、そのまま
玄関鍵を開けてくれました
中に入ると、姉は出掛ける準備を
していたみたいで
私達が来た事に驚いていましたが
姉「イチロー!ジロー!
大きくなって~」
って子供達の頭を撫でてくれました
そのままジュースとお菓子を出して
くれて子供達は嬉しそうに
食べています
私「あ…あんな、お姉ちゃん
今日来たんはな‥」
姉「お姉ちゃんは反対!!
もしそれで再婚してまた嫁子が
傷ついたら?イチロー達に
危害があったら?
実家の親だってそう!!
それにウチの子達だって!!
みんなが傷つくのお姉ちゃんは
見たくない!!
旦那くんには悪いけど
あんたらを守れるとは思わない」
…続きます