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悪魔とよばれた嫁日記

【保険について】個人賠償責任保険~おすすめ~



『個人賠償責任保険』とは?

お子様・もしくは高齢者がいる
ご家庭‥
またそうでなくても今の世の中
常に危険やトラブルが
付いて回ってる‥
と感じた事は無いでしょうか?

例えば‥

「子供が友達にケガを
させてしまった」

「飼っているペットが人を噛んで
ケガをさせてしまった」

「自転車に乗っていて人にぶつかり
ケガをさせてしまった」

等々、あげるとキリがありません

‥と同時にどれをとっても
いつ・どこで・だれに降りかかるか
分からないもので

この記事を読んでいる「あなた」の身
にも明日‥起こるかもしれません

日常で起こりうる万が一の事故
トラブルによって法律上の
損害賠償責任を負った時に
損害を賠償する保険
…それが

『個人賠償責任保険』

です

 

【実際にあった実例】

☆ケース:1☆

2008年9月22日、夜7時ごろ住宅街
の坂道で当時11歳の児童が坂道を
『ライトを点けたマウンテンバイク』
で走行中、同じ道を歩いている
女性と正面衝突し女性は転倒
頭を強く打ち脳挫傷の重傷を
負いました

一命は取り留めたものの意識が戻らず
四肢拘縮などの後遺症も残りました

四肢拘縮とは?

何らかの原因で関節が正常な
範囲で動かなくなって
しまった状態の事
(この被害者の場合四肢の為
両腕・両足)

その後、女性側が損害賠償を訴え
裁判では児童の運転が危険であったと
主張
さらに児童の母親にも監督義務責任を
果たしていなかったと主張

母親に対して1億円を超える
請求をしました

それに対して母親側もライトを点けた
状態であった事
ヘルメット装着の指導も含め、児童の
運転は問題無かったと主張しました

 

《判決内容》

実際には児童が時速20~30キロで
走行していた事
前方不注意であった事
ヘルメットも実際は着用して
いなかった事もあり
母親に約9500万円の賠償を命じる
判決となりました

 

☆ケース:2☆

同じ様なケースで
女子高生が夜間、携帯電話を操作
しながら無灯火で自転車を走行中
前方を歩いていた看護師の女性
57歳と衝突
女性には手足がしびれる等の重大な
障害が残りました

この裁判には5000万円の賠償を
命じる判決が出ています

 

未成年の自転車には保護者が責任を追及されるリスクがある事を考える

早い子なら幼稚園でも乗れる2輪車(自転車)
簡単に乗れて免許も要らない
便利な乗り物の為、未成年の方が
自転車に乗っている率も
高いと思います

ですが未成年なら罪が軽くなる‥と
言う事はありません

刑事罰に処せられなくても民事裁判で
保護者に責任追及され、保護者宛に
賠償責任判決が出た事例が何件も
あるのです

 

【まだまだある損害賠償の事例~ペット編から~】

犬や猫に限らず、昨今ペットブームと
言う事もあり、多くの方がご自宅で
ペットを家族の一員として
飼ってるんでは無いでしょうか?

その中から、散歩に出かける犬に
起きた事例をお伝えします

犬が噛んだ事件は平成29年のデータ
ですが4,316件もあったそうです

その内、約9割が

『飼い主や家族以外の人』を噛んで
しまったと言う結果が出ています

また多くのケースが散歩時に
起きています

 

☆ケース:1☆

平成25年10月に起きた事件では
被害者への通院費と慰謝料で31万円

‥これを見ると数十万円で済んだと
思うかもしれませんが

この加害者は

『被害者が住んでいたマンション』の
管理会社に対して

被害者が退去してしまった空き部屋の
家賃9か月分と弁護士費用を合わせて
1,725万円の賠償判決が出ています

 

【最後に】

いつ・どこで・だれが

”加害者”

になるか分からない

これに備えるのが
『個人賠償責任保険』です

これに入っていない人は
もし自分が”加害者”になった時

どこから「損害賠償金」を支払うのでしょうか?

誰かに借りる?⇒何百万・何千万
億を超えてしまうかも知れない金額を
借りるのは容易ではありません

その為の『お守り』だと
思ってください

では、実際どんな保険が
良いのでしょうか?

 

おすすめの内容

『個人賠償責任保険』を検討する時
絶対に確認して欲しい項目が
3つあります

まず1つ目:保障範囲 加入者本人
のみなのか、もしくは同居の親族
まであるのか?
おすすめは①本人②配偶者
③同居・別居の子供
④本人・配偶者の両親 です
これだけ範囲が広いと安心です

2つ目:保障額 1億円の落とし穴
約9500万円の判決事例で言いますと

判決自体は約9500万円ですが
多くの交通事故の場合

損害金は事故発生日から生じます

ですが実際は事故発生日から後に
なって判決が出て支払われる為
多くのケースで遅延損害金が
発生すると言えるでしょう‥

その為、良く賠償額1億円の保険を
目にしますが1億円では不足する場合
があります

出来る限り、”無制限”のものを
選びましょう

3つ目:保険料 高過ぎても保障が
伴ってないものはダメ!!

保険料は会社ごとにピンキリで

『今加入中の保険に付加するなら
 数百円』

のものもあれば

『単体で入れるから年間数千円』

というものも

今加入中の保険があるなら、その会社
で、個人賠償責任保険があるか確認し
付帯出来るかどうかの
確認をしてみて下さい

もし無いなら別会社ででも加入する事
を、おすすめします