その後ソファに隣同士で座って
2人で話します
私「でも、言いたい事は言えた…」
旦那「うん、せやな」
私「イチロージローめっちゃ
パパに似てるのに…なぁ！」
旦那「ホンマやなぁ」
私「これからもおるやろ？？」
旦那「当たり前、それは絶対！
離婚届出しても、パパさんママさん
来ても、俺の家はここやから
他に行く所無い」
私「せやな…ほな、ここがパパの
場所やから…
あんな人の言う事ほっとこ」
旦那「うん、せやな」
いつもより、言葉数少ない旦那に
心配でしたが
『大丈夫やから、外にも行かんから
ママ先寝ときぃ』
言うので、先に2階に上がりました
心配でそばにいたいとも思いましたが
何となく…
旦那の言う通りにしたろ…って思えて
2階に上がってベッドの中に入って
聞こえてくるのは
冷蔵庫を開ける音や、冷凍庫を開ける音
何となく
”お酒を作ってる”
って言うのは分かります
暫く経ってから聞こえてきたのは
旦那の泣き声でした
旦那の泣き声はしょっちゅう聞いて
ます
聞いてるけどこの時は私も
もらい泣き
しました
旦那が可哀想でなりません…
なんでこんなに優しい旦那が
あの悪魔の様な
アイツ
から生まれてきたんだろ…
翌朝、旦那はまた朝早くから起きて
家族の朝ごはんを作ってくれてます
私「パパ、昨日ちゃんと寝れた？」
旦那「寝たで〜」
嘘や、目の下クマ出来とるし
それでも、私も普通を装って…
私「そっか…ならええねん」
そう言って、子供達も起こして
4人で朝ごはんを食べました
そして見送りは毎日と変わらず
ダイニングテーブルの上で
『いってらっしゃい』
をしました
…続きます
