義兄は毎回毎回…電話を掛けてくる度
電話番号を変えてきます…
義兄とは思ってない私は
普通にお客様だと思い、電話に出ました
私「はい…」
義兄「お〜嫁子ちゃんかぁ〜」
私「！！」
未だ義兄と話すのは…
暴力を受けた時の事を思い出し
私の体の奥にある”芯”の様な物を
ハンマーで殴られたみたいに震えます
そんな事お構い無しな義兄は
話し出します
義兄「母さんから聞いたんやけど
500万円をくれるんやな〜」
私「い…いいえ！貸すと言っただけです」
義兄「母さんは貰えるって言ってたで？
母さんが嘘ついてるって
言いたいんか？」
私「嘘も何も真実を言ってるだけです」
義兄「まぁええわ、じゃあ貸して
貰えるとして、何で先に220万円
要るんや」
私「220万円は私と、私の親が姑さん達に
貸して、返して貰ってないお金です
それを先に返済してと
言ってるんです」
義兄「それ、おかしないか？
そんな話し母さんから聞いた事
無いで？」
私「それは姑さんが義兄さんに
”言わなかっただけ”で
実際に姑さんに振込んだりしてる
明細書やその時の家計簿…
その時の音声データ等も既に
弁護士先生に提出済みです」
そこまで用意してると思ってなかったのか
義兄「…まぁええわ
じゃあ差額の280万円先に
やったらえぇんちゃうんか」
私「…そもそも、何故こっちばかりが
リスクを背負わないと
いけないんでしょう
こんな電話をしてくるのなら
義兄さん、あなたが500万円を
実の母親に貸せば？」
義兄「何で俺が貸さなあかんねん」
…続きます
