旦那は泣きながらも続けます…
「情けないけどパパの方の親兄弟は
”常識”って言うのが全く無いんや
お前達が保育所で習う様な事すらも
分かってへん…
パパとママは今までお前達とママの
じぃじとばぁば達を守る事で必死
やった
お前達の事はこれからも守るつもり
やけど、大きくなったからこそ
四六時中お前達の側に張り付いて
お前達を守る…って訳もいかん
だからお前達にも、パパの親兄弟
の事を知って守れるものは自分で
守る力をつけて欲しいんや」
冷たいでしょうか…
この時
イチロー高校一年生
ジロー中学2年生
大きくなったけど子供です
でも…
子供…だから大丈夫
子供…だから安心
なんかじゃありません
アイツらは子供だろうが
なんだろうが
孫だろうが甥だろうが
利用するものは利用するし
何なら傷つけるかもしれない
あの‥
”悪魔祓い”
をするかもしれない
そう言うやつらです
子供だからこそ、甘い言葉で
誘って来るかもしれない
だから…
私と旦那は悩みに悩みましたが
イチローとジローに
義家族の事を告げ…
一緒に戦って貰う事にしました
その思いを受取ってくれたからか
早速…
イチロー
「正月は?正月はどないするん?
毎年、正月はパパの実家に
行ってるやん」
私「それはパパは行く」
イチロー
「何で??行かんでええやん
パパだって辛い思いしてるのに
そんなんで行くんおかしいわ」
普通は誰でもそう思うと思います
…続きます